記憶と身体の関わり:感覚やイメージとの結びつき

記憶は私たちの過去の情報を含み、感情や体感覚と結びついていますが、それは私たちの現在や未来の感情や行動にも影響を与えることがあります。
記憶は脳内で形成されるだけでなく、身体全体にも関与していること、感情やイメージが記憶と結びついていること、過去の感情や思い込みが現在の感情や行動に影響を与えることなど、記憶と感情の関係について深く理解できます。 自分自身の感情や思い込みに気づき、過去の経験を解放することの重要性を理解できます。また、未来の感情を現在の体験と同じように想像することで、より豊かな未来を創造することができるでしょう。さらに、他人や環境に対する理解が深まり、より充実した人間関係や自己成長につながるかもしれません。 |
9月17日にヒュー・ジャックマンの映画「レミニセンス」を夫と観に行きましたよ。
まだ、公開したばかりなのでネタはバラしません(笑)
「これからあなたの記憶に、潜入する」というサブタイトルなのです。そこで、記憶はどこにあるのか?
記憶は過去の情報
記憶って、感情と共にその反応(体感覚)と情景(イメージ)が体験セットで記憶される。記憶はカラダの何処にしまわれてるのか?
脳?主たる海馬とか大脳とか?腸?カラダ全体?体の外側にあるエネルギー体?
全部です全部。全てと連携している。細胞から神経から皮膚から外側から・・・
記憶は複雑なプロセスで脳内で形成されます。記憶は主に海馬という脳の一部で形成され、大脳皮質や神経回路とも関連しています。
海馬は新しい情報を受け取り、短期記憶から長期記憶への変換を担当し、脳の他の部位も記憶の形成と保持に関与して記憶は脳全体のネットワークで結びついています。
感情や体感覚、イメージなどは単に脳内だけでなく身体全体に関与しています。
感情は脳の神経系や化学物質の働きによって制御され、身体のさまざまな部位に影響を与えます。
情景やイメージも脳内で生成されますが、それらは身体の感覚とも結び付いています。
たとえば、過去の怪我の痛みを思い出したり、どこかで似たような場面やデジャヴ(既視感)を感じたりすることがあります。
読書はお話の内容の登場人物からの背景やストーリを、読者目線で読んだり、時には登場人物になったり、共感したり、感動したり、気分が悪くなったりと様々なんですが、最終的にその本から自分はどう捉えてどう感じたかということが、その本に関するイメージとして記憶しているんですよね。
夢の中の体験も、脳内でイメージを生成し、自分の解釈や感情と結び付けることができ、それによって、映画などの体験を独自に体感として作り出しています。現実も同じです。
未来については、まだ実際には起こっていない出来事ですが、感情や想像力を使って未来の体験を思い描くことができます。
感情は過去の経験に基づいていることが多いので、未来の感情を体験するには今の時点でその感情を感じていることが未来の体験へつながります。
過去の嫌なことを思い出す時やイライラすることは、実際には過去の出来事とは異なる現状の「今」ですが、それによって同じような感情や体感覚を引き起こすことがあります。
もちろん同様に、嬉しいことを思い出すことも、その感情を再び体験することと同じです。
過去の出来事や感情が未処理のままでいると、それらが現在の感情や行動に影響を与える場合があります。
過去の経験や感情を解放するためには、それらを受け入れる必要があります。
なぜなら、その感情の元になる記憶の解釈は他者から与えられたものでなく、自分で創った解釈だからです。
今、あの時の嫌なことを思い出してください。
今あの嫌なことを体験していることと同じ
今、あの時の嬉しかったことを思い出してください。
今あの嬉しかったことを体験していることと同じ
未来はどんな嬉しい体験をしたいですか?
今その感情を体験することができる。
未来はどんな嫌な体験をしたいですか?
??したい人いますか?それは、いないですよね。
常日的や無意識下に過去の嫌なことを思い出していたり、イライラしたり怒っていたりすると・・・
今の時点で、過去の嫌なことを経験しているのと同じなので、未来は、嫌なことを経験していく。
過去のことをいつまでも・・・と考えないように抑えるというのは、忘れられない記憶と共に結びついてた感情と反応が消化されてない状態なんですよね。
感情を出しきれず発散しきれず我慢、我慢は美徳といって抑えると、そのかた本来のエネルギーは落ちてしまいますね。
発散して感情を他人にぶつけるのではなく、自分自身に向けて抑えていることを受け止めることが大切です。
過去の感情や思い込みを解放するためには、自分自身と向き合い、その感情や思い込みに気づくことが重要です。
場合によっては、第三者の支援を受けることで、より効果的に感情や思い込みを解放することができる場合もあります。
過去の記憶は変えられないけど・・・
記憶から紐付けした、感情・体感覚・思い込みは自分で分解することができますよ。
今もモヤモヤ・イライラして過去に縛られて生きずらいのに、今、楽しい未来の感情をイメージして上掛けして行動してもしんどくなります。
今、本当に感じたいのは、我慢しちゃった感情たちなので、不快は我慢してますよ、気がついてくださいねの合図です。
それを感じてスッキリさせてから、楽しい未来に向けた今の感情・体感覚を味わってみてください。
・思考は過去
・感情は未来へ向けて
・身体は今(感覚)
「今いる、そこを自分の理想の空間にし、在りたい自分に 今、ここでなる、自分はラッキーで豊かなのか」に気づくこと。
感情を抑えなければいけない、我慢しなければいけない無意識の思い込みはなんだろう・・・
最後に、自分の感情や思い込みを受け入れ、解放することで、より良い未来を築くことができます。
過去の記憶は変えることはできませんが、過去の感情や思い込みは解体し、新たな体験や感情を創り出すことができます。
自分自身が理想の状態になり、豊かな人生を送るためには、今の感情に優先し、その感情を受け入れることが大切です。
映画の話に戻りますが他人の記憶を覗ける技はすごいですね。
内容は違うけど「インセプション」も好きですよ~
VRみたいなことが実際に着々となってますね。
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